ソラナトレジャリー企業Upexi、過去最高の純利益6670万ドルを記録 ソラナを中核とするデジタル資産トレジャリー企業Upexiは、評価益を含む過去最高の四半期を報告した。総収益は920万ドル(前年比2倍)、純利益は前年同期の損失160万ドルから一転し6670万ドルとなり、その大部分はソラナ保有による約7800万ドルの未実現利益によるものだった。Upexiは210万SOL超を保有し、ステーキング収益が主要な収益源となっている。
Chainlink、大手金融機関24社とコーポレートアクション処理をブロックチェーンとAIで効率化する試験を実施 Chainlinkは世界の大手金融機関24社と協力し、配当や株式分割、M&Aなどのコーポレートアクション処理をブロックチェーンとAIで効率化する試験を実施した。SWIFTやDTCC、Euroclearなどと共に実データを取り込み、AIで統一的な「ゴールドレコード」を生成し、ブロックチェーンと既存システムに同時配信。これにより手作業とエラーを大幅削減し、年580億ドル規模とされる処理コスト圧縮が期待される。
ビットコインマイナーのCipher Mining、Google支援企業とAIホスティング契約を締結 ビットコインマイナーのCipher Miningは、Google支援のFluidstackと提携し、Barber Lake施設でのAIホスティング契約を締結。これによりAIインフラへの本格的な転換を果たしたとCanaccordが評価した。さらに11億ドルのゼロクーポン転換社債発行で資金を調達し、施設の完全所有権を維持。Canaccordは株価目標を12ドルから16ドルに引き上げ、買い推奨を継続。AI需要の高まりと追加契約の可能性が成長を後押しするとの見方を示した。
Strategy、196BTCを追加購入 Strategyは約2,210万ドルで196BTCを購入し、1BTCあたり約11万3,048ドルとなった。これにより2025年9月28日時点で総保有量は64万31BTC、取得総額は約473.5億ドル、平均取得単価は1BTCあたり約7万3,983ドルとなった。
機関投資家向け暗号資産投資ブローカーFalconX、24時間365日提供するオプション取引を提供開始 機関投資家向けデジタル資産プライムブローカーFalconXは、OTC暗号資産オプション取引を24時間365日提供する新プラットフォーム「Electronic Options」を開始した。断片化したOTC市場の非効率を解消し、BTC・ETH・SOL・HYPEを対象に取引可能とする。RFQモデルを採用し、マルチレッグ戦略対応のマトリクス型ビルダーや独自流動性で価格改善を提供。TalosがAPI連携するなど、機関投資家向けデリバティブ市場の拡大を狙う。
イーサリアム財務企業BitMine、約23.5万ETHを追加購入 イーサリアム財務企業BitMine Immersionは新たに約23.5万ETH(約9.6億ドル)を購入し、総保有量が265万ETH(約108億ドル)を突破した。これはイーサリアム流通供給量の約2.2%に相当し、企業として世界最大のETH保有者となった。総資産は116億ドルを超え、BTC192枚や現金4.36億ドルも保有。目標は流通供給量の5%取得(約604万ETH)。CEOのトム・リーはAIと暗号資産を「二大スーパーサイクル」と位置づけ、長期的なETH需要を強調した。