北朝鮮系ハッカー、2025年に過去最多20億ドル相当の暗号資産を窃取:Chainalysis CoinDeskによると、ブロックチェーン分析企業Chainalysisによると、北朝鮮と関係するハッカー集団は2025年に少なくとも20億ドル相当の暗号資産を盗み、過去最高を更新した。前年から51%増加し、累計被害額は67.5億ドルに達した。攻撃は件数こそ少ないものの、Bybitで発生した14億ドル規模の流出に象徴されるように、大規模な中央集権型サービスを狙う傾向が強まっているという。
米ソーシャルレンディング最大手のSoFi、米ドル連動ステーブルコインSoFiUSDを発行 米ソーシャルレンディング最大手のSoFiはFDIC保険付きの全米銀行ソーファイ銀行を通じ、米ドル連動ステーブルコインSoFiUSDを発行した。FRB預託の現金で1対1裏付けされ、即時・低コスト決済を実現する。まずは社内利用に限定し、今後は顧客や企業向けに展開する。銀行発行型として初の事例となる。
AIインフラのペイパル、独自ステーブルコインを資金調達に活用へ ペイパルはPYUSDを用い、USD.AIを通じてGPUやデータセンターなどAIインフラのオンチェーン資金調達に活用する。融資はPYUSD建てで実行され、借り手は直接ペイパル口座で受領可能。最大10億ドルに年4.5%を付与する1年限定のインセンティブも導入し、拡大するAI投資需要に対応する。
分散型ブロードバンドのDAWN、1300万ドルを調達 分散型ブロードバンドのDAWNは、ポリチェーン主導で1300万ドルを調達した。米国でのネットワーク拡大と国際展開に充てる。個人や組織が無線ノードを設置し、品質と需要に応じて報酬を得るDePINモデルで、既存通信事業者に代わるユーザー所有型インフラを目指す。
モバイル決済アプリCash App、AIアシスタント「Moneybot」を発表 Yahoo! Financeによると、モバイル決済アプリのCash Appは、秋のアップデートの一環として、AIアシスタント「Moneybot」を発表した。Moneybotはユーザーの収入や支出傾向を分析し、貯蓄維持や投資資金の確保に関する助言を行うものである。また、月間支出や収入パターンを照会したり、請求の分割、ビットコイン残高の確認、送金リクエストなどの提案も可能である。現時点では一部ユーザー向けに提供され、今後数か月で順次拡大される予定である。