あめつちの神々のしるしのもと、
われら日の本の民ら、あらたなる御代をひらかむとして、
心ひとつに誓ひたてまつる。
たみの力は、みな寄りあひ生きゆくところに生まれ、
まつりごとは、その力によりて立つものなり。
ここに、いくさのあらぶる道をすてて、
ひとの世しずかに、よろづ安らけくあらしめむと願ふ。
我ら、よその国々と手をとりあひ、
ともに道をたがへず、たがひをそこなはぬ誓ひをかたくむすび、
地の上に住む者みな、おなじ光をあびて生きる世を求む。
かくて、民の声のまにまに選ばれし人々、国のかぢとりをまもり、よろしき道を歩ましむることを、あらたにここに定む。
そのちから、たみより出でて、たみにかへるべし。