今だけおにぎり食べ美 1 week ago > 刑法学の講学において、道徳的または倫理的に非難されるべき動機によって起こされる犯罪を破廉恥罪、そうでないものを非破廉恥罪という。日本の刑法において、法文上、明瞭にわけられているものではなかったが、法定刑において、一般的に破廉恥罪には懲役刑が、非破廉恥罪には禁錮刑が定められていた。(中略)内乱罪について、かつては、法定刑が首謀者に対しては最高刑として死刑を定めていたものの、その他全ての自由刑は禁錮刑となっており、これは、内乱により国家体制を変えたいという動機自体は、道徳的または倫理的に非難し難いと評価されたものであり、一方、内乱罪同様国家体制に危険を及ぼす外患罪において全ての自由刑は懲役刑が法定刑となっており、内乱と同様の目的であっても手段として外国の侵略によることが動機の非難に値すると評価されたことにより差が生じていた。 そうなんだ